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産科
Q472.34歳(出産予定時 35歳)で、初めての妊娠で現在20週になります。通っていた産婦人科に分娩施設がないため、紹介状を頂き総合病院に転院後、18週で分娩予約と初の検診に行った際。クアトロ検査のことを知りました。そこでは、週数のことと、今回の出産に関しての意思が固まっているので、悪い結果が出て動揺しながら妊娠期間を過すリスクを考えて、検査を受けないことをお勧め頂きましたが、新しい情報にかえってあせりを感じてしまい、ネガティブな不安を抱えることとなりました。その翌日、これまで通院していた産婦人科にも相談したところ、これまでの超音波診断の経緯では異常はないだろう (頭部や浮腫等) ということでしたので、妊娠中の不安を軽くするために受けた次第です。
クアトロ検査を受け、昨日検査結果がでました。結果はダウン症の可能性が62分の1ということでした。予想以上の高い数値にショックが大きく、不安でいっぱいです。週数的に羊水検査は難しく、専門機関の胎児診断科への相談もその先の一つの方法として勧められました。検査結果の数値に、今はまだ何を考えても絶望的な気持ちになってしまいます。すがるような気持ちでインターネットで検索しておりましたところ、貴医院のHPに辿り着きました。Q&Aのコーナーでの、先生のお人柄と経験に基づくお言葉を拝見し、やっと少し呼吸ができたような心地が致しました。この検査結果について、何卒お考えを賜りたく存じます。クアトロのこと、超音波診断のことお話を伺いたいのですが、遠方に在住しておりますことがとても残念です。
 34歳・女性
クアトロテストの結果は年齢が随分加味されるので、余り参考になりません。クアトロテストの結果が高い方を20人位羊水検査をしましたが、全て正常であったので今はクアトロテストを私はお勧めしていません。超音波にてチェックをさせて頂いております。
18週で検査を受けられているので、あとの対処に困るわけですが、もしダウンの児であっても受け入れて頂く気持ちでいて下さい。大切な命なのですから。
ただ、もし早く正常児なのか、ダウン児なのかをお知りになりたければ、胎児診断科へ受診して下さい。
貴女と御主人が父と母になる過程なのですから、現実に二人でよく話し合って立ち向かって下さい。悪い結果ばかりを予測すると体によくありません。

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