診療案内

小児科


予防接種

感染症の最良の対策は"かからないようにすること"です。
病気を予防するため、積極的に受けましょう。

【定期予防接種】

市町村からの公費(無料又は一部負担のみ)で受けることができます。(予約は必要ありません)。期日指定になっていますので、体調の良い時をみて、早目に受けましょう

  • MR(麻しん・風しん)
  • 二種混合
  • 四種混合
  • 日本脳炎
  • Hibワクチン
  • BCG
  • 肺炎球菌(小児用)
  • 肺炎球菌(大人65歳以上)<予約が必要です>
  • B型肝炎(小児用)
  • 水痘(水ぼうそう)
  • ロタウイルス
  • 子宮頸がん

【任意予防接種】

予約が必要になりますので、事前にお問い合わせ下さい。

  • おたふくかぜ
  • 麻しん(はしか)
  • 風しん
  • A型肝炎
  • 肺炎球菌(成人用)
    <公費内期間を外れた方でも実費にて接種可能>
  • B型肝炎(小児・大人用)
    <1歳以上で希望すれば何歳からでも接種可能>
  • 帯状疱疹
  • 子宮頸がん
    ※詳しくは 婦人科>HPVワクチン を参照

【予防接種で防げる病気について】

  • 肺炎球菌(小児用)
    肺炎球菌は、多くの子供の鼻や喉にいる身近な菌です。
    体力や抵抗力が落ちた時に感染症を引き起こします。
    細菌性髄膜炎などの重い感染症を予防するワクチンです。
    ※生後2ヶ月から接種できます。(9歳まで対象です。)
  • Hib(ヒブワクチン
    Hibとは、ヘモフィルスインフルエンザ菌b型という細菌です。
    (冬場に流行するインフルエンザウイルスとは全く違います。)
    Hib髄膜炎などの重い感染症を予防するワクチンです。
    ※生後2ヶ月から接種できます。(5歳未満まで対象です。)
  • 4種混合
    百日咳・破傷風・ジフテリア・ポリオの4種類の病気を予防することができます。
    ※生後3ヶ月から接種できます。(7歳6ヶ月までです。)
  • ロタウイルスワクチン(任意接種)
    ロタウイルスによる胃腸炎を予防します。
    嘔吐・下痢・発熱が続き、脱水を起こし、点滴や入院が必要になることがあります。感染力がとても強いといわれています。
    冬から春先にかけ流行します。
    ※生後6週から開始できます。(口から飲む生ワクチンです。)
  • B型肝炎(小児・成人用)(1歳までは定期接種)
    B型肝炎ウイルスを感染予防します。
    ウイルス保持者の唾液・体液・血液などから感染します。
    感染すると、赤ちゃんはキャリア化しやすいです。
    (アメリカでは生まれたらすぐにワクチンを接種しています。)
    B型肝炎キャリア妊婦の分娩時における母子感染の予防ワクチンは、保険適用されています。
    また、水平感染予防で家族内にB型肝炎の人がいたり、血液などに触れる職業をされている方にもワクチン接種が有効です。
    ※生後2ヶ月から接種できます。
  • おたふくかぜ(任意接種)
    耳下腺腫脹を主症状として、合併症として髄膜炎・睾丸炎・難聴・膵炎があります。
    集団生活により感染する確率が高くなります。
    集団生活に入る前に接種をおすすめします。
    ※1歳から接種できます。2回接種を推奨しています。
  • 水痘(水ぼうそう)(定期接種)
    早いと生後2ヶ月位には感染します。
    感染力が強いウイルスです。
    集団生活に入る前に接種をおすすめします。
    ※1歳から接種できます。2回接種を推奨しています。
    ※公費負担は2歳未満までです。
  • インフルエンザ(任意接種)
    毎年冬に流行します。肺炎・気管支炎・熱性けいれん・中耳炎などを起こし、時には脳炎などを併発します。
    絶対かからないわけではないですが、重症化は防げます。
    11月頃から接種開始をして下さい。
    ※生後6ヶ月から接種できます。(13歳未満は2回、2~4週間の間隔で接種。13歳以上は1回接種です。)
  • 帯状疱疹(任意接種)
    水痘(みずぼうそう)にかかると治ったあとも原因ウイルスが体の中に潜伏し免疫力が落ちた時に発症します。
    日本人成人の90%以上、80歳までに3人に1人が発症すると言われています。
    特に50歳代から発症しやすくなります。
    体の片側の一部にピリピリした痛みが現れ、その部分に水ぶくれを伴う赤い発疹が出現し痛み・かゆみを伴います。
    治ったあとも長期に痛みが残ることがあります。【帯状疱疹後神経痛(PHN)】
    50歳以上で罹患した場合約2割がPHNになると言われています。
    また顔面や頭部にできると目や耳の神経が障害され、めまい・耳鳴りなどの合併症、重症化すると視力低下や重い後遺症が残ることがあります。

 

← 診療案内のページへ ↑ このページの先頭へ