不妊相談
不妊症の原因
8) 高プロラクチン血症
プロラクチンとは、出産時に脳下垂体から乳汁を分泌するホルモンです。
このホルモンは、月経を抑える働きがあり、妊娠していなくてもプロラクチンがたくさん分泌されてしまうと、乳首をしぼると乳汁が出たりするのが「高プロラクチン血症」です。
月経や、排卵が起こらなくなり、着床にも影響するため不妊症の原因になります。
また、ふだんは正常の量のプロラクチンが分泌されていても、ストレスがあった時や、夜間、黄体期の場合等、プロラクチンが高くなることがあります。これを、「潜在性高プロラクチン血症」といいます。