不妊相談
不妊症の原因
4) 子宮頚管の異常
子宮頚管は子宮の入り口にあり、膣と子宮の内側をつなぐ細い管です。排卵の前になると管の中から粘液の量が増え、粘性が下がって精子が子宮の中、さらには卵管へ入りやすくなります。
子宮頚管に細菌やクラミジアなどの感染による炎症があると精子はうまく子宮の内側に上っていけなくなります。
また、排卵の前に子宮頚管の粘液の量が増えない場合にも精子は子宮に入っていけなくなります。
さらに、精子と子宮頚管粘液の適合性が悪いときも精子が子宮の中に入れないので妊娠しにくくなります。これは抗精子抗体といって、精子を殺してしまう抗体が女性の体の中にある時にもおこります。
★一言
最近このケースが増えてきているように思います。